「俺たちは、もともとそのつもりだぜ? ま、ミサトは何をしでかすかわからねェからな、ちゃんと見張ってねェとな」


 ミサトの頭にぽんぽんと手を乗せながら、エイジは言った。

 明日の朝には、飛行機に乗っているだろう。

 そして、 必ずここに戻ってきてユイも助ける。

 みんなにとって、夢のような、天国のような時間を手に入れる為に。

 ミサトは、覚悟を決めた。