雨にうたれて。

「名前」

「へっ?」

突然の事に、間抜けな声が出る。

「隣の席だし一応名前ぐらい、

覚えといた方がいいだろ」

「白雨 時雨、です」

そう言うと、

彼は、ふっと笑った。

「おれ、六波羅 翔怜」

その名前を聞いた瞬間、

なんか、ピンときた。

ロクハラ ショウリ。