あれから何時間たったんだろう。 辺りは真っ暗で、身動きが取れない。 「愁夜ぁ…」 「あぁ、冷えてきたな」 このままだと、凍え死んじゃうよ… 「時雨、大丈夫か?」 「うん。」 愁夜がリュックから 小さなライトをとりだした。 「ないよりは、マシだろ?」 「うん」 私達、どうなるんだろう…?