こっちへやってきたのは、愁夜だった。



「単独行動すんなよな」



愁夜に言われ、素直に謝る。



「それで、みんなは?」


「わかんねぇ」



「えっ」



地図を持ってるのは愛ちゃんだ。


どっちの方向に
進めばいいかもわからない。