夜になり、悠希ママが帰ってきた。
もちろん、愛菜ちゃんも。
愛菜ちゃんは、悠希の妹。
「あらっ愛梨ちゃん!いらっしゃい!」
「こんばんわ!お邪魔してます!」
私は笑顔の悠希ママに挨拶をした。
「今日、愛梨泊まるから!」
悠希がお母さんに言った。
「あらっ!愛梨ちゃんゆっくりしていってね♪」
「ありがとうございます!」
ご飯もご馳走になり、お風呂も借りた。
「愛梨ちゃん!遊ぼう!」
悠希がお風呂に行ったため、愛菜ちゃんに誘われた。
「うん!いいよ!」
「じゃあね~!」
トランプゲームを始めた。
悠希ママも参戦。
悠希パパはテレビを見ている。
「あなたはやらないの?」
悠希ママがパパに言った。
「いや。いいよ!」
と言うことで始めた。
「あっ!そこ止めてるー!」
「パス!」
「あっないよ~!」
なんてはしゃいでいた。
「ハハッ。そう見てると、本当の家族みたいだな!」
悠希パパの一言。
「えっ?」
私は固まってしまった。

