「じゃあ、4人で夏休み中出掛けようよ!
私、なんとか都合つけるから!」


「そうだな!」

康人くんが乗ってきた。


「出掛けたいな!」

ウッチーも。


「うん!」


郁美も喜んでる。


ブーッブーッ

私のケータイが降るえた。


『From吉田悠希

着いた(^O^)
校門にいるから!』


校門の方を見ると、悠希が見えた。


「行かなきゃ!
皆で予定立てといて!8月でお願いします!
それじゃバイバイ!」


「バイバイ!」


「じゃあな!」


「連絡するからな!」


人なそれぞれバラバラのことを言った。


つい笑ってしまった。



靴に履き替え、校門まで走った。


「悠希!お待たせ!」


「全然!行くか!」


「うん!」


今日は私から手を握ってみた。

少し驚いたみたいで、私を見たけど。
すぐに笑顔になり、握り返してくれた。


言葉じゃないのに会話ができている。


そんなことが当たり前に感じず、まだ悠希にドキドキしてる自分がいる。


悠希、かっこいいよ♪