やっと。

そう思える程続いたキスが終わった時にはもう体中の力が抜けていて、感覚はふわふわとしてて…

いつの間にかベッドに倒されていた

真上から、鼻先から見つめる蓮司の整った顔にドキドキが止まらない




「ぁ、……蓮司」

「大丈夫だから」

大丈夫。そう暗示のように繰り返し、私の首もとに顔を埋める。


吐息が、熱が、舌が―――

首に訪れる感覚全てに反応してしまう


「あ、蓮司!」

「………怖いか?」

気付いたら服のボタンは上の方から外されていた。


そ、そうだよね…
首にあれだけ触れてたんだもん。

ふ、不自然な所まで触れてたもんね