紅蓮の姫

蓮司の掛け声でスタートした訳だけど、私は祐に捕まったまんま。


上司と飲む感じ?


ピッタリ横にくっ付かれ、ビール缶を持った手で私の肩にまで手を回してる。



周りの兄さん達も、関わりたく無いのか関われないのか見て見ぬ振りしてて…


そして何より話の内容がだ。

「あんな蓮司初めてなんだぜ~だからよ~鈴、これからも宜しく頼むな~」

もう、何の話何だか。



最初はまだ違う話だった

唐揚げから始まって、高校の話をし、友達の話に発展した。

遂に女の子の話をし出した頃からこうなってしまった。


私の周りの女子とも関係を持った。
という話になり、私が口を出せなくなると、もう一方的に喋る喋る喋る……