紅蓮の姫

「鈴居ね~と始まんねぇんだよ。ったくよ~前の蓮司はど~こいったんだかな~」


私の恐怖心など気にも留めず、また階段に向かってる。

始まんないって…もう食べてたよね。
お酒臭いし…


一応呼びに来てくれた事は感謝だけど…




下に着くと大注目を浴びた。

まぁ、乾杯を止めて2階から降りて来ればね……



「鈴も唐揚げ食うだろ~。取って有るぜ~」

そんな中でも我が道を行く祐は大物だと思う…

唐揚げの乗ったお皿と、ちゃっかり飲み物まで渡された


「今日は各自解散しろ。問題だけは絶対起こすな。後は思いっ切り騒げ――乾杯」

「「「「「「乾杯」」」」」」