次の日、学校に着いても落ち着かなかった。


会わない。
会えない。
会わなくちゃ。

頭の中はそればかりで……




私に放課後を知らせたのは、またあの甲高い声

そして辺りに広がる動揺



「鈴ちゃん良いなぁ~。蓮司様が校門に来てるんだって~今度私も紹介して」

「………え?」

私に持ち掛けられた言葉は、耳を疑うもので、これからの予定を全て狂わすもの。



蓮司が来た?

何で―――――



「行かないの?」

固まった私を見かねて夏美が声を掛けてきた。

夏美にも、話は出来ない。
一番最初に話すのはあの人じゃないと―――


「今は…会いたくないの」