警察に追いかけられ散り散りになるバイク達


やっぱり総長だからか、しつこく後を付いてきたパトカーをあっさり撒いた蓮司は流石だと思えた。


それでも倉庫に着いたのは最後のほう。
2階に上がると皆が寛いでいた




「お疲れ~。鈴こっち来いよ」

光が自分の隣に呼んでくれる。





けど………正直、無理。

閉めきられた空間に、煙草の匂いと冷房の寒さが充満している。

長居したら絶対気持ち悪くなる。

少ししたら外に出ようと決めて光の方へ向かった