作業は途中で外は炎天下。急がなきゃ

戸締まりだけはしっかりと。
準備済みの小さな鞄を持ち、慌てて翔太の元へ向かった。



慌ててたからかな?
なんで忘れたんだろうか―――






「よっ鈴。上行こうぜ」


倉庫の入り口には光が居た

満面の笑み
そして特効服姿


「光格好いい」

光の特効服姿は初めてじゃない。
でも以前の暴走は何にも見てなかった。

ワックスで逆立ててる、いつもの柔らかな金髪が勿体無い気がするが、白地金糸の特効服を見事に着こなしてる姿は凄く格好いい。


「何だよ今更」

照れた様に、それでも自慢げに笑う光はやっぱり可愛いかも