「あ、凛々ちゃん」


私の名前を呼んだのは、違うクラスになっちゃった、親友の山田 凛々(やまだ りり)ちゃんだった。



「今行くからちょっと待ってー」


私はお弁当を手に席を立ち上がった。


すると突然自分の足に躓き転んだ。