そんな今日も、いつものようにお金を稼ぐために繁華街に出向いた。 約束された場所に突っ立ってると、小太りのおじさんがこっちに向かってきた。 ああ、あの人か。 「あの…真央ちゃん…?」 小太りのおじさんは、おどおどしながら私に尋ねた。 「ええ、よろしくお願いしますねっ」 あたしは営業スマイル100%で返した。