「奈緒はー?ねぇ〜!きいてる〜??」 瑞稀があたしの肩を叩いた。 「んえっ?なんだって?」 あたしは突然でびっくりした。 聞いてなかった…。 「もう!聞いてないんじゃん〜!」 瑞稀がぷりぷりと怒る。 「ごめんごめん、ちょっとボーッとしてた。で、なんだって?」 「奈緒ったらぁ!昨日はどうだったの?!って聞いてるの!」 昨日… 真っ先にあの人の顔が浮かんだ。