「ま、真央ちゃん!?」 バスルームから出てきたおじさんは、にやけながら私の偽名を呼んだ。 私は制服のボタンを3個外して、おじさんに抱きついた。 「真央ちゃん!?」 おじさんは、また私の偽名を呼んだ。 どうやら、テンパってるみたい。 大丈夫かなこれ…。 とか、微かな不安が私の頭を過った。