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「──ちょっ……ま、って……」


あたしを攻め立てる動きに、思わず抗議の声をあげたけれど。



「……くっ、好きなくせに」


そう小さく笑っただけで、あたしの訴えは却下された。



「……リョ……!」



シーツをきつく握りしめていた手を彼の背中に回し、あたしは先に理性を手放した──……。