「とにかく、連絡したほうがいい。けい・・・大丈夫か?

暫く、さくちゃんには俺がついているから」

海斗の言葉で我に返り、涙を拭って

ロビーを出た

まず誰に連絡したらいいのか・・・やはりここは・・・

携帯を取り出し

♪♪

「俺だけど」

「圭介!桜は見つかったのか?無事なのか?」

「桜は見つかった。命もある・・・・でも・「よかった!!」・

がない」

「エッなんだって?」

「・・・・・ひだりあしが・・・・ないんだ・・・」

「・・・・・・」

「・・・・おやじ・・・おれ・・・どう・・したら・・」

「・・・日本に・・・一刻も早く連れて来てくれ・・・

けいちゃん・・・しっかりしろ!・・・今はお前だけが

桜の力になれるんだから・・・」

「・・・あーそうだなー・・・ほかの・・・連絡は・・・」

「あーこっちでしとく・・・何かあったら直ぐに

動けるようにみんなしておくから・・・大丈夫だ」

「・・・たのむよ・・・じゃー」

「あー・・・」