拝啓

一条桜様

sakuraさんのほうがいいのかもしれませんが

桜さんで、お手紙書かせてください

桜さんお体いかがでしょうか

今は、日本にいないっとニュースで聞いています

私は、この本を手に取るまで、申し訳ありませんが

あなた様のことを知りませんでした

空虚な気持ちのまま、毎日を過ごしていた時

たまたま、この本を手にしました

驚きました

私の、娘もあの飛行機で亡くなりました

年齢も、あなたと同じでした

事故以来、テレビも見ることがなかったので

桜さんのことも、全く知らなかったのです

本のメッセージ読ませていただきました

涙が止まりませんでした

そして、もう一度本の最初から写真を見て

あなたの優しさが伝わってきました

もし、私の娘が生きていたとしても

あなたと同じように悩んだはずです

生きていることがいいのかどうか

あの桜のように堂々と生きてください

娘の分も、遠い空のした、ずっと

あなたを、見守らせてください

長いお手紙申し訳ありませんでした

お体お大事に

敬具