ここは、変わらない

幼馴染たちとの思いであふれる別館を眺め

呼び鈴をならす


事前に話を聞いていて、メイドさんが案内してくれ

いつもの部屋へ・・・ここでの・・・・蓮の部屋


コンコン

返事がない

勝手に開ける

・・・・・臭い・・・アルコール?

下を見る・・・瓶やら缶やら全て・・・アルコール



ソファーに座る誰かが、こちらを見る

気づかない?

また、グラスを手にアルコールを煽る

呆然として動けない私




それからしばらくして・・・

「・・・・・なんか用?・・・・桜?」

つぶやく声は・・・・・蓮だった