幸せの選択

呆然と立ち尽くす私は、ハッと我に返り

もう聞こえないだろうけど、閉まったドアに向かって「バカぁ」と叫んだ。










∴°。*.°゜*∴.。゜°



週明けの私は、まともに食事をとれないほど忙しかった。


晃樹の出発に合わせると、今のプロジェクトを途中で投げ出すことになる。





だから、 渋る晃樹を説得して先へ伸ばしてもらった。


このプロジェクトは、最後まで見届けたい。



自分の手で何かをやり遂げたかった。