幸せの選択

「晃樹……私でいいの?」



「千秋じゃなくちゃダメなんだ」



「本当に後悔しない?」



「する訳ないでしょ?俺が選んだんだよ?」




「………」





目を閉じて、フーッと大きく息をする。




今、決断の時だと思った。




「やっぱりこのまま結婚はできない。あなたを好きになってからこれを受けとりたい」