幸せの選択

「ほ、本当に大丈夫です。具合悪かったらちゃんと言いますから」



具合が悪いと勘違いされて、このまま家に送り返されたくない私





カッコ悪い………





拳を握りしめて反省。
これじゃあ、ダダを捏ねてる幼稚園生



20代も後半の私。
今まで、恋愛だってそれなりにしてきたと思ってたのに……





そんな私を知ってか知らずか





「分かったよ。でも、具合悪かったら正直に言えよ?」



「は、はい!」




勢いよく返事をして……再び反省



そんな私を見てクスリと笑う要さん