幸せの選択

キャハハと笑いながら手を離してくれる玲衣さん。


離された頬がジンジンする。私は、頬を手で押さえながら涙目で玲衣さんをジロリと見る




「ちょっとムッとしちゃったの。幸せオーラ全開なんだもん」


「玲衣さん………」




昨日の玲衣さんの顔が浮かぶ

ドサクサに紛れてすっかり忘れて、一人舞い上がってしまった。





「ごめんな――」



「ちょっとぉ!そこは笑ってよ。そんなシュンとされたら私がすごい意地悪になっちゃうでしょ?」



アハハと笑いながら、再びムニューっと抓まれる頬




「千秋ちゃん、心配してくれてありがとう。でもね、私意外とすっきりしてるのよ?ずっとこのままでいいのかって気持ちがあったから」