幸せの選択

お風呂から出た私を待ちかまえていたのは、両手にブラシとドライヤーを持った玲衣さん。


「さぁ、早くこっちに座って」


「はい」



「いくわよぉ」



「はい、お願いします」


「任せておいて!」












30分後、目の前にはさっきまでの姿が想像できないくらいの私が鏡に映っている。





「玲衣さん……スゴイです……」



絶句に近い私。




「あらぁ?本当はもっとやりたいんだけど何せ時間がね。さぁ、自分に見とれている場合じゃないわよ?早くこれに着替えなさい」



玲衣さんの手にはシフォン地のかわいらしい花柄の刺繍がついたワンピース



「キレー!!!」