幸せの選択

「そうねぇ。これから新天地にいこうとしてる二人だから、かさばるものじゃない方が良いわよね?」



「うーん」と言ったきり固まってしまった玲衣さん



「あまり荷物にならないものがいいですよね?」



私の言葉にハッと何か閃いたような顔をした玲衣さんは、結局何も言わず「そうよねぇ」と黙り込む





「まぁ、明日1日使って考えてみて」

「えっ……」



そりゃないよーと言いたい私を気にすること無く玲衣さんは「さぁさぁ、明日の準備があるから千秋ちゃんは帰って早く寝ないとね」と私の背を押して玄関へと押しやった