幸せの選択

この場を切り抜ける方法なんて、どれだけ探しても見つからない。


だって、こんなシチュエーションを体験したことなんてないんだから。





「坂巻課長すみません。ちょっといいですか?」



その時、私を助ける一言が廊下の方から聞こえてきた。





「分かった今行く。三島、じゃあ頑張れよ」



「あ、はい!よろしくお願いします」

そして、要さんは声の方へ去っていった。





ホッとする私。
その場にあった椅子にペタンと座り込む。