幸せの選択

二人揃って階段にしゃがみ込んでアハハと笑い合っていると、突然晃樹の携帯が鳴りだした




「あ!ヤベ。部長だ」


「はっ!えっ?あー!!!」


後から追いかけますと見送ってから一体何分たっている?





「と、とにかく出なよ」


「あ、ああ」


携帯を当てている晃樹の耳に自分の耳もくっつける




「はい」

『岡本!今どこだ?」


「あ、まだフロアです」


『何?お前何やってんだ!!!」


「すみません………」



口ごもる晃樹。
私は、気付くと受話器を掴んで、自分の耳に当てていた