幸せの選択

「ヤベっ!もう出発しないと遅刻だ。三島ちゃんすぐ行ける?」




壁の時計を見ながら長谷さんがチームのメンバーに声かける。
私も慌てて外出の用意をする





「三島ちゃん、このデーターを持っていってね。たぶん顔合わせだけで終わるはずだけど、もしかしたらご披露するチャンスがあるかもしれないから」





「分かりました」






既に他のメンバーが入口で待つ中、慌ててUSBにデーターを落とす。


「おーい三島、先出ちゃうぞ」


入口で先輩が叫んでいる





「今行きます!」



大慌てでその輪に加わると、営業部のメンバーも揃っていた。
その中に、ひときわ目立つ晃樹の姿がある。