幸せの選択

「あの…いや、長谷さんに見ていただくような物ではないんですハハハハ…」





「うん?いいの。今就業前でしょ?三島ちゃん、はーやーく!」








長谷さんの背中に悪魔のしっぽが見える






見るまで解放してくれなさそうな長谷さんに折れて、渋々閉じたノートを広げる。




「ほう」


いつの間にか横まで来ていた長谷さんは、それを覗きこむ。




「あの……別になにかしようと思ったわけじゃないんです。この案件は長谷さんの仕事なのは分かってますから!」



「いいねぇー三島ちゃん、コレ午前中までにラフ画でいいから仕上げて」




「はっ?」