幸せの選択

ふと、テーブルの上に小鍋がのっているのが目に入った。




『千秋ちゃんへ
よく眠っているので起こさず帰ります。目が覚めたらコレ温めて食べてね 玲衣』





「玲衣さん……」




ふたを開けると、つやつやに輝く真っ白なお粥
その横の器には梅干しや浅漬けが盛られている。







ギュルルルルー




昨日1日何も食べてなかったんだ。




小鍋をガスに掛けて温める。
その間に玲衣さんにお礼のメールを送った。






湯気がポコポコと出るお粥を、鍋のまま一気に食べつくした。