幸せの選択

「えっ……」


無意識にお腹に手を当てるモナさん




「正直、なんで今?って思ったの。この子にはとても申し訳ないけど。それから、和也に相談したんだけど」



「モナにはもちろん産んでって頼んだよ。当たり前だろ?」



驚いた玲衣さんがポツリと呟く


「だけど……仕事……」







「うん。和也に当たり前だろ?って言われて、私何を悩んでいたんだろうって思って、イタリアの工房は断ろうって思った。そしたら、和也が『どっちも諦めなくていい』って言ってくれたの。子供は俺が育てるからって」





「河野さん……」