幸せの選択

「俺さ、どうしてもどんなヤツなのか知りたくなって……ごめん、調べたんだ」



「えっ?!」



あまりに衝撃的な事実に、思わず大きな声を出してしまった。





「ごめん。千秋の新しい職場を調べて……そこで働く女子社員とコンパした」


「………っ」







「ごめん」と謝る晃樹を見つめながら、許す許さないというより――




「なんで?」




三幸商事の後に働いていた職場と言えば『Jーstyle』そこでの私の評価って聞くのも怖い。


なのに、なぜ晃樹は――