行く行かないで、押し問答をしている私たちの声が聞こえてしまったらしく、大きな庭に面した窓を開けて、こっちの様子を伺っている女性は、きっと晃樹のお姉さんなんだろう。
「ああ、ただ今。今着いたトコ」
「晋さんも帰って来たところよ。さぁ、早く入って。一緒に食べましょ」
「分かった」
お姉さんに見つかった以上、ここで「さようなら」と帰ることができなくなってしまった私は、連行される犯人のように晃樹に連れられて大邸宅の玄関へと向かう。
きれいに整えられたイングリッシュガーデンの、小道を抜けると大きな一枚板のドア
晃樹がドアを開けようと手を伸ばすと、中からガチャリとカギを開ける音がして、重々しく開いた。
「いらっしゃい」
「ああ、ただ今。今着いたトコ」
「晋さんも帰って来たところよ。さぁ、早く入って。一緒に食べましょ」
「分かった」
お姉さんに見つかった以上、ここで「さようなら」と帰ることができなくなってしまった私は、連行される犯人のように晃樹に連れられて大邸宅の玄関へと向かう。
きれいに整えられたイングリッシュガーデンの、小道を抜けると大きな一枚板のドア
晃樹がドアを開けようと手を伸ばすと、中からガチャリとカギを開ける音がして、重々しく開いた。
「いらっしゃい」

