幸せの選択

あとから教えてもらえるんだったら、それまで考えるのはやめよう。




物事を深く考えるのが苦手な私は、あっさりとその話題から離れることにした。







フゥーっと息を一つ吐いて、深々とシートにもたれると、突然睡魔が襲ってくる。

晃樹に悟られないように窓の方を向いて小さな欠伸をした。





「千秋、寝ててもいいよ?今日は疲れたでしょ?」



「えっ?大丈夫だよ?」




前を向いて運転している晃樹に、欠伸したことがバレたのかと焦る。