「千秋、よかったね。大きなプロジェクトに参加できるなんて凄いじゃん。頑張ってよ?」
私と同じく残ったカップを片づけながら晃樹が言う。
「ありがとう。でも、そんな大きな重要なプロジェクト私にできるのかなぁ。それに、J-styleと合同だなんて、私にパイプ役期待されても困る。私あの会社に親しくできた人いないし……」
フーッとため息を吐いて、そこにあった椅子に座る
頭を抱えて俯くと、目の前にコーヒーが差し出された。
「今度は甘くない……はず」
「晃樹……」
「あのさ、プロジェクトの主担当は柳瀬さんと長谷さんだろ?千秋に全権任されてるわけじゃないし、いくら古巣だからって、パイプ役をやるのは俺たち営業の仕事。千秋にはそんなこと期待しないって。期待してるのは、お前の思いがこもった優しいデザインだよ」
私と同じく残ったカップを片づけながら晃樹が言う。
「ありがとう。でも、そんな大きな重要なプロジェクト私にできるのかなぁ。それに、J-styleと合同だなんて、私にパイプ役期待されても困る。私あの会社に親しくできた人いないし……」
フーッとため息を吐いて、そこにあった椅子に座る
頭を抱えて俯くと、目の前にコーヒーが差し出された。
「今度は甘くない……はず」
「晃樹……」
「あのさ、プロジェクトの主担当は柳瀬さんと長谷さんだろ?千秋に全権任されてるわけじゃないし、いくら古巣だからって、パイプ役をやるのは俺たち営業の仕事。千秋にはそんなこと期待しないって。期待してるのは、お前の思いがこもった優しいデザインだよ」

