幸せの選択

「三島、大変だったって正直に言っていいんだぞ?絡まれたのはお前なんだから。今日のバイト代3倍もらってもいいくらいだ」



右手でもなさんにワインを注ぎながら、左手は私の頭をポンポンと撫でる課長。



「えっ?そうなの?絡まれたってお客さんに?どういうこと和也」


心底驚いたようなモナさん





「あ…いや、ちょっと葛西がさ千秋ちゃんに……ね?」


「あ、いえ、そんな絡まれたなんて全然大丈夫です」


「葛西君?それで和也すぐに追い出したんでしょうね?」


「あ……いや…」


「追い出さなかったの!?」



カウンターの中にいる河野さんがどんどん小さくなっていく