幸せの選択

はぁーと肩を回しながら、河野さんと玲さんを見届けるもなさん。



「お疲れ。二人で飲んでたのか?」


「ううん。店で結構飲んでたみたい。工房に来た時にはあの状態。

ねぇ、それより紹介してよ?あなたの秘蔵っ子をさ」



ツンツンと課長の方を小突くもなさんは、私より頭2つ分くらい背が高く、手足がスラーっと伸びている



ファッション誌から飛び出てきたみたい。






「あ、あの私河野さんにお世話になっています。三島千秋です」


「千秋ちゃん、はじめまして河野もなです。お噂はいろんなところから……ウフフ会いたかったわ」