幸せの選択

「ハハハ、千秋子どもみたい。はしゃぎ過ぎ」


ポンポンと頭を撫でられ、「よかったね」ともう一度言われると、少し腹が立つ



「私の方が年上なんだから、少しは敬わないとね」

「ハイハイ」

「ムカつくんだけど」

「まぁまぁ、せっかく来たんだから美味しくたべようよ」




不機嫌になりつつある私を軽くなだめる晃樹の
姿は、他から見たら、私がわからず屋の図になる。


納得いかないけど、これいじょう何をしても、私の立場が良くなることはなさそうなので、言われた通り席に座った