幸せの選択

「お前、それ以上三島をからかうと、俺が許さないぞ。まだ目が覚めてから時間が経ってないのを忘れるな」


「おぉ怖い。千秋ちゃんからかってごめん。

私は男だったの。要とは高校からの古い付き合いだけど、男子校よ。ちなみに、要に健気に片思いし続けた3年だったわ」



目線ん窓の外に向けて、フゥーと思い出に浸る玲衣さん


そっかぁ、玲衣さん男だったんだ……

って……はい?



「えーっ!ち、ちょっと待って下さい。ってことは、課長もそっちなんですか?」