幸せの選択

「ちょっと!千秋ちゃん泣きそうよ」


「三島?どっか痛むか?」

二人同時に私の顔を覗き込まれて、その威圧感に思わず後ろへ身を引く




「いえ、何でもないんです。ただ、お二人が仲がいいのが、羨ましくて……」


ジワリと目に溜まったの涙を拭いながら、課長を見ると、「馬鹿、心配させるな」と笑い返してくれた。



「なぁに?私だけ完全に外野なんですけど?」

「お前は元々外野なんですけど?」


「ちょっと!酷いわぁ。来る早々病院に付き添ったり、毎朝出勤前に寄る誰かさんの朝食を用意したのは誰かしら?」