「みえこちゃんが可愛いから、ずっと見たくなる」
「何をいってる!!!んな訳ないだろっ!」
「そーゆー所、まじやばい
耳まで真っ赤になってるし…」
「それは!…堺のせいだ!!
堺が…私をいじめるからだ」
なんで、こんなに心臓がおかしくなるんだよ…
なんでこんなに顔が熱くなるんだよ…
一体なんだよ…なんでこんな変な気持ちになるんだよ
堺のせいで私がめちゃくちゃになるんだ
くいっ
あごを持ち上げた堺はまた私と至近距離になる
唇と唇が触れ合いそうな所で止まり
堺の口が開く
「あの紙、ほんとはでこちゅーのチケットなんだけどみえこちゃんは特別」
甘く呟くように言う堺はにこりと笑い
動きをまた再生さす
ちゅっ
月明かりに照らされた堺の表情がよく見えた
その表情はとても綺麗できめ細やかな肌が映っていた
そして私もゆっくりと瞳をつぶった
赤色で書かれたメイド服の紙の裏にはでこちゅーと書かれてるチケットがゆらゆらと夜空を舞っていたのだった

