ーーーーーーーー文化祭当日ーーーーーーーー
「お帰りなさいませ!ご主人様!」
「こちら人気のいちごケーキでーす!!」
「いってらっしゃいませ!ご主人様!」
私のクラスはお客さんがすごく来ていてうまくまわっていた
うんうん、このままだったら大丈夫だな
このとき
「びゃっくん!!待ってたよ!!
お帰りなさいませご主人様!」
お、来たか、黒魔くん
「え、も、も、もしかしてこころ…?」
「そーだよっ!えへへ似合う??」
「やばい…ちょう可愛い」
「えへへありがとう!!こちらへどうぞご主人様!」
「相変わらずあの二人はラブラブだな~」
私と同じ裏の仕事についたけいが言う
黒魔くんは真っ赤の顔して全然対応がおかしくなってるし、それに気づかないこころも天然度が高いと思う
「だな~、お似合い」
「さぁ!まぁあの二人はほっといて文化祭まわろーぜ!」
「え、でも仕事…」
「んなのいいっていいって!!あと男子に任せときゃいいんだよ~」
と強引に連れ出された私だった
「やっぱり、堺君の一組見に行かないと!」
「な、なんで!?」
「あそこホストらしいよ?女子すごいんだろーなぁま、行ってみよーぜぇー!」
とまたまた強引に一組に連れて行かれた
「きゃぁぁ!堺くーーーーん!!」
「超かっこいい!!!私相手してー!!」
やっぱり女子の集まりになってる…
あつぐるしいだけじゃないかんなの!!!
「帰りたい…」
「いいーからいいーから!!」
と背中を押されその反動で前につまずいてしまった
「来てくれたんだ」
そこにいたのは堺がスーツ姿で立っていた
…っ!
思いのほかスーツ姿が、にあってる気がした
なんでこんなこと思うんだよ…!!
「お帰りなさいませお姫様」
と言ったと同時に耳元まで近づき
口元がゆっくり開く
「俺の姫…」
「なっ!!!」
一気に顔が熱くなるのが分かった
「さぁ、お姫様こちらですよ」
ニコリと笑い案内した場所はハートのソファだった
「な、なんであの子があのソファに堺くんと座るのよ!」
「私たち拒否しといてあの子だけあのソファ!?信じらんない!あのどこが可愛いのよ!」
キャーキャーキーキーと悪口を浴びせられる私
私も好きでやってんじゃねーよ!
「姫、何にしますか?」
私の腰に手をあてる堺
すごい至近距離でニコリスマイルで見てくる
「うっ…チーズケーキで…」
この圧倒さについつい頼んでしまった
運ばれてきたチーズケーキに手を伸ばす私に
堺の手が伸びた
「姫は何もしなくてもいいですよ
食べさせてあげましょうか?それとも口移しにしますか?」
「自分で食べるから、いらん!」
「これはルールです、どっちか選んでください
じゃないと俺が決めますよ?もちろん、口移しで」
「あぁぁ!分かった分かった!!食べさせてもらうほうにするよ!!」
「かしこまりました。
はい、あーん」

