甘いmilkchocolate~嫌いなアイツ~




部活のあるけいと委員会に呼び出されたこころということもあり、昼ご飯は屋上に一人で食べることにした 

屋上から見えるグランドにはバスケ部が1on1をしていた

そこにはりんの姿もいてすごく楽しそうに笑顔でバスケをしていた

あいつ、ほんとにバスケ好きだな

「何見てるの?みえこちゃん」

「さ、堺!!」

そこにはいつの間に入ってきたのか分からないが私の隣で座っていた

「みえこちゃんとこ文化祭なにするの?」

「なんでもいいだろ…別に」

「メイド喫茶でしょ」

「知ってたならいちいち言うな!」

「みえこちゃんと同じクラスの子がメイド喫茶やるからきてくれって言われたんだよ」

「あっそ」 

モテ王子は女子に困らないからいいよな!
そーやって勝手に女の子んとこいってろ

「まぁ、行くけどね」

「はいはい」

たくさんの女の子に囲まれてニヤニヤしとけっつーの
どーせ行ったってたくさんの女の子に囲まれるんだから

「みえこちゃんのメイド姿見たいし」

「へぇー…てばっ!ばか!なんでそーなるんだよ!
モテ王子は他の女の子見とけばいいだろ!?それに私、裏の仕事だからメイド服なんか着ないし女には困らないだろ!」

急に何を言い出しやがるんだよ…ばかやろう…

「ふっ…」

まさかの笑いやがる!
なんで笑うんだよ!!

「ふってなんだ!ふって!」

「もしかして嫉妬してんの?」

「しっ、嫉妬なんかなんでしなきゃいけないんだよ! ばかじゃん!?」

「フフフッ…大丈夫、俺はみえこちゃんしか見てないから、それに…」

そのとき堺は耳元まで堺の顔が近づいてき、私の手と絡ましてきた

「メイド服…後夜祭のとき着てきてよ…?
俺だけのメイドになって」

吐息と一緒に堺の甘い声が聞こえていき、なにがなんだか分からなくなる私

「無理にきまってるだろ…!」

強く言ってるつもりだが何故か弱くなってしまう
もうくらくらする……

堺は耳元から離れ次は私の顔と至近距離になり、目の前には堺の綺麗なブラウンの瞳が見えた

いつもきつい瞳なのに何故優しい瞳に見えるんだ…?
もうわけが分からない…

「顔赤くなってる…なんで?」

「あ、赤くなんてなってない…」

いつもよりずっと優しい瞳で私を見つめないでくれ…
そのせいで私がおかしくなるんだよ…ばか

「着てきてね約束…」

ちゅっ…

額にキスをされ
優しい笑顔で私から離れたのだった

このとき、何故か少し…少しだけ寂しかった