「こうやって俺たち離れなかったよな」

「うん……あのときりんがいてくれたからまだ怖くなかった」

「これからもこーやって怖いとき辛いときにも俺がそばにいて抱きしめてあげられたらいいのにな…」

「もう、私は大丈夫」

「そーやっていつも強気で影では弱いくせに」

「......んなわけないし...」

「ばぁか」

りんはそう言って少しきつく抱きした気がした

もう、小さな体じゃない
あのときは小さな体で私を一生懸命守ってくれた
けど、バスケで鍛えられほどよくとれてる筋肉
この力で私には叶わないんだろうなと思う
それにあまり変わらなかった身長も20センチ以上も変わるりんと私

もう逞しくしっかり男性の体になってるんだと改めて気づく


ほんとにあの頃とは違うんだと思ったみえこだった