「あ、そうだ。ハイこれ」 あたしはそういって、三重のお土産を純麗に渡した。 「何?これ」 「お土産!三重に行ってきたんだ」 「へぇ。ありがとう!」 「まぁ、見る限りお菓子の詰め合わせなんだけど」 「あはは。梨月らしいね」 そういえば、中崎にもまだ渡してなかったな...。