「失礼します」 ガラッと職員室のドアを開けると、暖かい空気が体中に取巻いた。 「おー、木原」 「......」 「何だ、その嫌そうな顔して...」 「先生、職員室は暖かいんですね」 「え?あー、...うん。まぁそれは置いといて」 「何ですか?」