鳥かごと処女

『ここは、チェイテ村だ。』
『チェイテ・・・』

また、チェイテだ。

あの鳥かごに書いてあった、言葉。
チェイテ城、チェイテ村・・・共通した名前に、何かあるのだろうか。
『イマ、ナンネンデスカ?』
『変な事を聞く少年だ・・・1610年、11月だよ。』
『1610?!』
タイムスリップなんて、笑えない。
どうしてそんな事が、この身に起こったのか。
ガンガンと痛む頭を抱えて、かけられた毛布に顔をうずめた。