あなたに捧げるストーカーの歌


―――――………


「あのねぇっ!!!学校で話しかけないでよね!!!!」

今は中休み。
中島新を薔薇園ってところに連れ出した。

薔薇の甘い匂いが漂う。

朝話かけられたからか、中島新ファン倶楽部の女子の視線が中島へじゃなく嫉妬からか私へ向けられた。

そんな嫉妬いらない…

お陰で私は授業中眠る事が出来なかった。

「俺のせいじゃないよ~!!あ、昨日ぶりだねぇ。」
「私は会いたく無かった。一生。」

てゆうかさぁ
「あんたの発言で私の高校生ライフが変わって来るのよ!!!!」
「ぶー。だからって話かけるなって言うの??」

「当たり前でしょ。」
ストーカーなんかと話したくないわ。


「嫌だっ!!!昨日言っただろ!俺はお前が好きなんだよ………!!!」



「……………ごめん、わたしあんたに言われても嬉しくないわ。」
「ひっど!!!!」