あなたに捧げるストーカーの歌


次の日………

「ねぇちゃん!」
「あ、おはよう小太郎。」

「昨日のイケメン誰ぇ?」

…なんでしってんの?!!!

「………ご飯食べな~!今日は小太郎の好きな、スクランブルエッグだよ!」
「話そらさないでよ。」

ちっ見てたか…

「そうなの?日向に♂?」お母さん♂って表しかたしないでよ。

「家から出てきたよね?」
「家に上がったの?しちゃった?」

「まじで?!しちゃった?」
おい小太郎!

「もうお母さんっ小太郎に変なこと教えないでよね!」
「しただと!?父さんは許さんぞ!」

「だってー。」
残念そうにする母。

ダメだ、コイツら。

「行ってきま~す。」

学校は一番近いところを選んだ。
ここの高校は内申が高かった。
だけど、平均が高いから、皆授業に没頭する。


部活~とか、委員会~とか入らなくてもいい。
(入った方が点数あがるけど…)

ほら10分でついた。

「おはよー」
下駄箱には沢山人がいた。
階段にはもうCHARA CHARAの溜まり場が出来上がっている。邪魔だな


〈ガララッ〉

教室のドアを開けると、いつも通りの雰囲気だった。